「武漢から来たスキーヤーは、スキー場だけではなく、ツエルマットへ帰る登山電車の中でも新型コロナウイルスをまき散らしたのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。決定的な濃厚接触は、ツエルマットからグレイシャー・パラダイスに行くゴンドラの中で起こったと推定しています。」

「ツエルマットからグレイシャー・パラダイスにゴンドラで行くのに、どのくらいかかるのですか」と町会長。

「30分ぐらいだと思います。」

「狭いゴンドラの中で30分も感染者と一緒にいたら、絶対うつりますよね」と町会長。

「おっしゃる通りです。その頃は、誰も新型コロナについては知りません。」

「マスクもしていないし、ソーシャルディスタンシングもしていない、完全濃厚接触ですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「その結果、どの国もヨーロッパアルプスに近いところに大きな丸があり、ヨーロッパアルプスから離れると小さくなるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。ヨーロッパアルプスに近いところに大きな丸があるのは、ドイツも含めて、ヨーロッパ諸国が決定的なミスをしたためです。」

「ヨーロッパ諸国は決定的なミスをしたのですか」と町会長。

「ヨーロッパ諸国の病院は新型コロナウイルスの感染初期に、感染力と症状の強いタイプの新型コロナウイルスを拡散させたと推定しています。」

「新型コロナウイルスに症状が強く出るものや出ないものがあるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。新型コロナウイルスはRNAウイルスなので、変異が激しく、感染力が強いものや弱いもの、強い症状を引き起こすもの、症状が現れないものなど、感染の拡大に伴って、色々なタイプのコロナウイルスが出現すると推定しています。」

「RNAウイルスは、どうして変異が激しいのですか」と町会長。

「ウイルスには、DNAウイルスとRNAウイルスがあるのですが、ウィキペディアによると『ゲノムDNAから宿主細胞のRNAポリメラーゼを利用してmRNAを合成し、そのmRNAから蛋白質を合成するのがDNAウイルスの増殖経路である・・・DNAウイルスには増殖の過程で生じたDNA複製のミスを修正する機構が備わっているので、RNAウイルスと比較すると遺伝子の変異が少ない』ということです。」

「『ゲノムDNA』と言いますと?」と町会長。

「元の生物と同じものを作る遺伝子情報を全部持ったDNAを『ゲノムDNA』と言います。」

「それでは、生殖細胞のDNAはゲノムDNAということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「DNAウイルスが増殖するには、mRNAを合成してタンパク質を作らなければならないのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。ウイルスは核酸をカプシドと呼ばれる蛋白質の殻で包んだ構造になっているからです。」

2020/6/1

<筆者の一言>
中国では、外資系コンサルティング会社や調査会社が摘発されている。米国やヨーロッパ諸国がコンサルティング会社や調査会社を使って中国の機密情報を手に入れていると思っているからだ。

中国では国家機密がダダ漏れになっているのではないかと推測している。なぜかと言うと、プログラマーが脳の機能低下でまともなプログラミングができなくなっているからだ。

プログラミングのレベルはメニューに直接現れる。昨年、Gmailに問題が起きた時、多くの企業がOutlookを使っているという情報を得たので、有料版のOutlookを使ってみた。予測に反して、実にひどい。サポートはあるが、ないよりマシという程度だ。メニューがお話にならない。

有料版のOutlookと比べると、Gmailは実によくできている。やりたいことは、サポートがなくてもできる。Outlookは、サポートがあっても、やりたいことが簡単にはできない。

中国でもメール事情は同じに違いない。中国人の脳の機能低下は日本人の脳の機能低下よりひどいと推定している。アマゾンで売られている中国製のものに粗悪品が多くなっているのは、中国で中小企業を経営する人たちの脳の機能低下がひどくなっているからだ。大企業は高い給料を払って脳が経絡的に進化した人を雇うことができるから、それなりの物が作れるかも知れないが、中国企業の大多数を占める中小企業はどうにもならない。

中国でもメールがOutlookと同じか、それ以下だとすると、Googleが撤退する前にGmailを使っていた人で海外旅行ができるような人は、VPNを使ってGmailを使っているに違いない。

中国の国家機密は、このGmailによってダダ漏れになっているのだ。Gmailは実によくできたソフトだ。そして、世界中の人が使っていて、サーバー代が驚くほどかかるはずなのに無料だ。広告もない。メールサーバー付きのメールソフトを無料で提供するメリットは、個人情報を収集し、解析できるところにあるのだ。

国家機密に関係するような人も、Gmailを使っているに違いない。頭が良くて、海外旅行ができるようなお金持ちはGmailを使っているに違いない。ロシアでも事情は同じに違いない。

米国は、このことを隠すために、スパイ事件をでっち上げ、あたかもスパイがいないと他国の国家機密が盗めないようなふりをしている。

<ムクドリ24>
10中8,9逃げたと思っていたので、僕という人間を確認しようとした可能性が高いと推定した。なぜ、雀が僕という人間を確認したいのかという理由は2つ考えられた。1つは、僕が玄関から出た瞬間、雀は矢のような猛スピードで東に逃げるので、僕を見たことがないのだ。

もう一つは、雀がピヨピヨと大きな声で鳴くひな鳥を守るために用意周到に考えた作戦を、ウスノロでアホポンの人間に見破られたので極めて強いショックを受け、その人間をしっかり目に焼き付けておこうとしたと推定した。

雀が、人間をウスノロでアホポンと考えているのは、僕が簡単な心理操作に引っかかってしまったことで分かる。雀は、繁殖期に人間を心理操作して、ピヨピヨと大きな声で鳴くひな鳥を守っているのだ。自分で言うのもなんだが、雀の心理操作に引っかかる人間は、間違いなくアホポンだ。

人間がウスノロなことは説明するまでもない。飛んでいる雀を捕まえられる人間はいない。

そして、移動性の雀が、人間をウスノロでアホポンだと考えている決定的な事実は、繁殖期に人里に来て巣を作ることだ。雀が、巣を山中に作ると、卵や雛を狙う、鷲や鷹、鳶、猿、蛇などがいる。人里なら、鷲や鷹、鳶は人家の近くまでは近づかない。猿や蛇も滅多にいない。そして、人間は雀の巣を見つけて取れるほど頭が良くない。鷲や鷹や鷲のように、飛行中の雀を捕まえることもできない。人間はウスノロでアホポンなので、人里は安全なのだ。

ウスノロでアホポンだと確信していた人間に、自分が考えた作戦を見抜かれた雀のショックは大きかったに違いない。<続く>

2023/5/15